福佑電機 品質改善チーム2017年報告
「専門性・革新・サービス」は、福佑が最も重視する品質方針です。ACファンのリーディングメーカーとして、福佑は品質改善チームを設置し、ACファンの品質向上を継続的に推進するとともに、社内組織の円滑な運営強化にも取り組んでいます。
品質改善チーム 2017年の重点活動:
- ISO 9001:2008認証の有効期限を迎えるにあたり、品質管理部ではISO 9001:2015への移行作業を開始しました。これを機にACファンの品質管理をさらに強化し、会社全体の組織運営の向上につなげていきます。
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ISO 9001:2015の主な変更点と対応策は以下のとおりです:
ISO 9001:2015の主な変更点 - トップマネジメントの関与・参画を強化(5.1 リーダーシップ及びコミットメント)
- 組織の事業環境および利害関係者のニーズを把握(4.1、4.2)
- リスクと機会を評価し、事業戦略の方向性を決定(6.1)
- 戦略方針に基づき目標と行動計画を展開(5.1)
- 組織の知識の維持と活用(7.1.6)
対応策 - 条項「6.1 リスク及び機会への取組み」に基づき、企業にはリスク管理の実施と、その分析結果に基づく戦略策定が求められます。リスク分析を行う前には、「4.1 組織及びその状況の理解」および「4.2 利害関係者のニーズ及び期待の理解」に基づく事前分析を実施する必要があります。
- 当社ではISO品質マネジメントシステムを安定的に運用しています。今回の改訂では、規格条項への適合性を見直すとともに、「経営管理手順」「リスク管理手順」の新設を推奨しています。
- RoHS(電気・電子機器における有害物質使用制限指令)の更新:RoHSはEUで制定された環境指令で、製品の構成材料および製造工程に関する基準を定め、製品中の6種類の有害物質の含有量を制限するものです。2019年にはより厳格な対応が求められる予定です。福佑が製造するAC冷却ファンは、羽根、フレーム、ステータ、ロータなど、すべての材料がRoHS環境指令に基づく安全検査に適合していますので、安心してご使用いただけます。
- 受入検査合格率98%以上:材料の選定はACファンの品質を左右する重要な要素です。福佑では日本メーカー製ボールベアリングの採用にこだわり、すべての材料に対して厳格な全数検査を行うことで、エンドユーザーに高性能で安定した品質のACファンを提供しています。サプライヤーからの材料に品質異常が発生した場合、品質改善チームは是正措置の実施中または改善完了時に速やかにサプライヤーや加工工場を訪問し、改善状況を確認します。同時に、現場でAC冷却ファンの品質に影響を及ぼす可能性のある潜在的な問題も確認し、必要な改善を求めることで、サプライヤーの品質育成と向上を図っています。
- 優良なサプライチェーンの育成:福佑はサプライチェーンの価値を重視し、継続的にサプライヤーへの品質指導を行っています。2017年、品質改善チームはサプライヤーに対し、冷却ファンのステータやモーターなどの材料に関する検査手順・方法の策定を支援し、検査治具が必要な検査要件を満たしているかを確認しました。さらにサプライヤーの生産現場を訪問し、検査の重点項目や方法を明確に共有することで、福佑が求めるACファンの品質基準を十分に理解してもらい、優良サプライヤーの育成につなげています。
- 信頼性試験:新製品の開発段階では、-20℃~70℃の高低温サイクル試験を15サイクル、合計300時間にわたり厳格に実施し、ACファンが過酷な環境下でも正常に動作することを確認しています。これにより、エンドユーザーの設備が極寒・高温環境に置かれた場合でも、機械的な消耗による故障を防ぎます。ACファンの開発検証完了後には長時間寿命試験も継続して実施し、周囲温度40℃で40,000時間の連続運転に耐えられることを最終確認します。2017年には5機種のECファンの開発を完了し、すべて関連する信頼性検証に合格しています。